国内外での採用実績と信頼性

国外においても、技術力と詳細で丁寧なサポート体制が評価されており、高い信頼性が求められる分野で導入が進んでいます。この対応力は、長年にわたるサイバー攻撃の研究開発に基づいています。

FF Security株式会社の独自の強みと差別化要素

FF Security株式会社の強み詳細説明
高度なコンサルティング能力攻撃技術を理解した上での実践的な防策を提案。「攻撃技術を理解した上での対策」を重視
精密な分析力当社で培ったノウハウと精密な分析力により、詳細で的確な現状分析を実施
迅速な対応力日々増加する未知の脅威に対して迅速に対応するための高い運用支援能力
長期的な視点現状の分析だけでなく未来を見据えた解決策を提示
客観的な視点外部専門家として問題点を指摘し、社内では見落とされがちな改善の余地を発見

次世代技術への挑戦と業界での役割

FF Security株式会社は、次世代の技術革新にも積極的に取り組んでいます。AIや機械学習、IoT領域でのセキュリティ強化を目指し、既存の手法では対策が難しい新たな脅威に適応するセキュリティサービスの開発を進めています。
また、ISO認証の一種であるTISAXセキュリティや情報セキュリティ診断サービス、ペネトレーションテスト支援といったコンサルティングサービスも展開しており、お客様の現状把握から具体的な改善案の提示まで、細やかなサポートを提供しています。

業界をリードするコンサルティング手法

FF Security株式会社は、日本国内における情報セキュリティ分野でリーダーシップを発揮しています。その卓越した技術力は、高度な研究開発と長年にわたる経験から培われたものであり、未知の脅威や複雑化するサイバー攻撃にも対応可能なサービスを展開しています。
FF Security株式会社は、日本国内のみならず海外の企業や団体とも協力し、情報セキュリティ業界の連携強化に努めています。これにより、グローバル規模でのセキュリティ向上を実現するだけでなく、日本市場においても頼性の高いサービスを提供しています。

TISAX認証を取得する際にコンサルタントと契約する理由

約300項目を超える複雑な要求事項を専門家がサポート

専門的な言語・技術的な障壁

TISAX認証を取得する際にコンサルタントと契約する理由は以下となります:

まずTISAXはVDA-ISAシートと呼ばれる書類審査を受ける必要がありますが、このシートはドイツ語と英語しかなく、日本語で訳された公式なものがありません。また質問項目は約300個に渡ります。

FF Security TISAXコンサルタントの強み

豊富な実績と専門知識

  • 豊富な専門知識と実務経験 – 当社のTISAXコンサルタントは豊富な専門知識と実務経験を持つ
  • 数十社の審査経験 – かつ数十社の審査を経験しており、審査に関するノウハウを提供できる
  • 効率的なプロセス進行 – これにより、プロセスが効率的に進行し、時間とコストの節約につながる
  • 計画立案とプロセス最適化 – 計画立案やプロセスの最適化を実施
  • スタッフトレーニング – スタッフトレーニングなどのサポートを行い、導入をスムーズに進行
  • 客観的な視点での問題発見 – 外部のコンサルタントは客観的な視点でお客様の問題点を指摘し、社内では見落とされがちな改善の余地を発見

コンサルタント活用のメリット

さらに、コンサルタントは計画立案やプロセスの最適化、スタッフトレーニングなどのサポートを行い、導入をスムーズに進めてくれるので、非常に利用価値が高いと言えます。
また、外部のコンサルタントは客観的な視点でお客様の問題点を指摘し、社内では見落とされがちな改善の余地を発見してくれます。これにより、プロセスが効率的に進行し、時間とコストの節約につながります。

2025年最新動向と取得企業状況

グローバルでの広がりと日本企業の取り組み状況

TISAXの進化と最新動向

TISAXにおいては、情報セキュリティのニーズに応えるため、進化が続けられています。特に、2024年4月にはENX協会により評価目的が改定され、新たに「High availability(可用性)」の目的が追加されることが発表されました。これにより、情報を安全かつ安定的に提供する組織能力がさらに強化される見通しです。
また、自動車業界以外にも広がるTISAX認証取得企業一覧の動向が注目を集めており、これまでは主に欧州を中心に進んでいた認証取得が、グローバルな広がりを見せています。

取得企業の現状(2025年推計)

地域・国取得状況特徴・背景
ドイツ最多(全世界で最も多い)VDA発祥の地として圧倒的な取得数を誇る
アメリカ第2位グローバル自動車メーカーの要請により拡大傾向
韓国第3位主要自動車メーカーのサプライチェーン要求による
日本第4位約150社が取得済み、約100社が取得プロセス中(推計)

日本企業の取得状況の詳細

日本の取得企業数については、公開していない企業も含めて2025年において取得済みの企業が約150社、取得プロセス中の企業が約100社と推定されます。
これは、TISAXがENX登録をインプットする際に情報を公開するか否か選択できるシステムになっているためです。グローバルでの情報はENXを登録する際のデータベースにて取得企業一覧は検索ができますが、これは公開している企業のみであり、原則秘匿されています。
この理由はOEMの依頼によってTISAXを取得する企業が多い中、ライバル企業にTISAX取得を公開したくない企業が多いためと一般的には言われております。取得企業はENXデータベース上において認証取得を公開していない企業は含まれておりませんので、全数については重要機密とされています。

対象OEMの拡大状況

TISAXはENX登録をインプットする際にどのOEMかプルダウンで選択する必要があります。2025年時点でそのプルダウンは15社となっています。
15社の中にはプルダウンを選択する際にサプライヤーNOが必須の企業があり、その番号がないと先に進めない企業もあるので要注意となります。

サイバーセキュリティの将来とTISAXの役割

近年、サイバー攻撃による被害が増加しており、情報セキュリティの重要性がますます高まっています。特に自動車業界では、JIT(ジャストインタイム) 生産方式におけるサイバーリスクが一つの課題となっています。
TISAXは、こうしたリスクに対応するための標準化された枠組みを提供しており、サプライチェーン全体のセキュリティを強化する役割を果たします。さらに、TISAXの基準は他の国際規格(例えばISO/IEC 27001)と連携し、グローバルな情報セキュリティ基盤の向上に寄与しています。

他業種へのTISAXの適用可能性

TISAXは元々自動車業界向けに設計されたものですが、その堅牢な基準と評価プロセスは他業種にも適用可能であると考えられています。特に、複雑なサプライチェーンを有する業界や、機密情報を扱う業界では、TISAXのようなセキュリティフレームワークが有用です。

適用が期待される業界

  • 航空宇宙産業 – 高度な機密性が要求される分野での活用
  • エネルギー産業 – インフラセキュリティの重要性から注目
  • 医療機器業界 – 患者データ保護の観点から需要増加
  • 防衛関連産業 – 国家機密情報の取り扱いでの応用

自動車業界におけるグローバルスタンダード化の影響

TISAXは、欧州をはじめとする自動車業界でのグローバルスタンダードとして確立されつつあります。この影響で、欧州以外のメーカーやサプライヤーもTISAX認証を求められるケースが増えてきています。
特に、日本企業が欧州の自動車関連業者と取引する際には、TISAX認証の有無が取引条件に関わることが多くなってきました。こうしたスタンダード化の進展により、認証取得企業一覧に新しい企業が加わり続け、サプライチェーン全体の透明性とセキュリティが向上すると見られます。

よくある質問(FAQ)

TISAX認証取得に関する疑問を解決

TISAXとは何ですか?読み方を教えてください。
TISAX(ティサックス)は「Trusted Information Security Assessment Exchange」の略称で、ドイツ自動車工業会(VDA)が2017年に策定した自動車業界向けの情報セキュリティ評価基準です。European Network Exchange協会(ENX Association)が運営しています。
TISAX認証の取得にはどのくらいの費用がかかりますか?
企業の規模や必要なサービス内容によって異なりますが、他社事例では一般的には数百万円程度が目安となります。FF Securityでは、お客様の状況に応じて詳細な見積もりを提供いたします。AL2・AL3による費用差はありません。
認証取得までの期間はどのくらいですか?
最短で3ヶ月、平均的には6ヶ月から1年程度です。企業の準備状況や既存の情報セキュリティ体制によって期間は変動します。特に初回取得の場合は十分な準備期間を見込むことが重要です。
TISAX AL2とAL3の違いは何ですか?
AL2(Assurance Level 2)はリモート審査(WEB会議)が可能なレベル、AL3(Assurance Level 3)は現地審査が必須のより厳格なレベルです。OEMの要求によってレベルが決まります。FF Securityでは、どちらのレベルでも同一料金で対応いたします。
TISAX認証の有効期間はどのくらいですか?
TISAX認証の有効期間は3年間です。認証を更新するためには、有効期限が切れる前に再審査を受ける必要があります。継続的な改善活動と定期的な内部監査も重要になります。
VDA-ISAシートとは何ですか?
VDA-ISA(Information Security Assessment)は、TISAX認証の評価基準となるシートで、約300項目の質問があります。現在最新版は6.0です。ドイツ語と英語のみで提供されており、日本語の公式版はありません。
TISAX vs ISO27001の違いは何ですか?
ISMSは組織における情報資産のセキュリティ管理の枠組みの構築を評価するのに対し、TISAXは審査を要求する側から預かった情報に適切なセキュリティ対策が導入されているかを評価します。TISAXは自動車業界特化、ISO27001は全業界対応という違いもあります。
TISAX認証機関はどのように選べばよいですか?
ENX Networkが認定した審査機関から選択します。日本人の専任審査員がいるか、ドイツ人審査員とのセット対応かを確認し、コミュニケーションの取りやすさを重視して選択することをお勧めします。費用については大差がありませんが、重要なポイントです。
Microsoft 365やOffice 365を使っていますが、TISAX対応は可能ですか?
はい、可能です。FF SecurityではMicrosoft 365・Office 365のTISAX要求事項への適合支援を専門的に行っています。クラウドサービス特有のセキュリティ設定や管理手法について詳しくサポートいたします。
TISAX 2025年の最新動向について教えてください。
2025年の主要な変更点として、VDA-ISA 6.0が最新版となり、2024年4月にHigh Availability(可用性)の目的が追加されました。対象OEM数も15社に拡大し、日本では約150社が取得済み、約100社が取得プロセス中と推定されます。
TISAX認証のハンドブックはありますか?
ENX協会から公式のガイドラインが提供されていますが、実務的な詳細については専門コンサルタントによる支援が不可欠です。FF Securityでは、実務経験に基づいた独自のガイダンスを提供しています。
TISAX認証取得後のメンテナンスは必要ですか?
はい、認証取得後も継続的な改善活動と定期的な内部監査が必要です。また、3年後の更新審査に向けた準備や、セキュリティリスクの変化に応じた対策の見直しも重要になります。

Trusted Information Security Assessment Exchange:自動車業界の情報セキュリティグローバル標準

TISAXの意味と背景

TISAX (Trusted Information Security Assessment Exchange)は、自動車業界における情報セキュリティ基準の一つとして設けられている制度です。特に、欧州をはじめとした自動車メーカーやサプライヤー間で情報セキュリティを共通の枠組みで評価し、高い標準を保つために設立されました。
この背景には、自動車業界が扱うデータの重要性が高まる一方で、サプライチェーン全体に対するサイバー攻撃のリスクが増加している現状があります。TISAXは、こうした課題に対応するための頼できる仕組みとして機能しています。

2025年のTISAX取得企業統計(推計)

15社
対象OEM数
150社
日本の取得済み企業
100社
日本の取得中企業
3年
認証有効期間

🔥 2025年の重要な変更点

  • VDA-ISA 6.0が最新版 – 従来版からの大幅アップデート
  • High Availability(可用性)目的の追加 – 2024年4月にENX協会により改定
  • 対象OEM数が15社に拡大 – サプライヤーNO必須の企業も存在
  • TISAX 2025年対応 – 最新要求事項への適合が必要

TISAXを支える組織と制度(VDAとENX)

TISAXは、ドイツ自動車工業会(VDA)とENX協会によって運営されています。VDAはドイツを中心とした自動車業界の指導的組織で、業界全体の情報セキュリティ基準を策定しています。一方、ENX協会は情報セキュリティ評価システムの実施と運営を担い、TISAXの仕組みが適切に機能するよう管理しています。

TISAX vs ISO27001の違い

比較項目TISAXISO/IEC 27001
対象業界自動車業界特化全業界対応
評価方法預かった情報の適切な保護を評価組織の情報資産管理の枠組みを評価
有効期間3年間3年間(更新審査あり)
基準VDA-ISA 6.0(約300項目)ISO/IEC 27001:2022

TISAXコンサルティングについて

自動車業界特化の情報セキュリティ認証取得を専門的にサポート

TISAXコンサルティングは、自動車業界に特化した情報セキュリティの認証取得を支援するサービスです。特にドイツOEMと一部の日本OEMの自動車業界における情報セキュリティの重要性が高まる中、TISAX認証の取得が顧客要求で求められています。

TISAXは、欧州自動車業界の標準として、サプライチェーン全体の情報セキュリティを確保するために設けられた基準です。

FF Securityの具体的な支援内容

  • ENX登録支援 – 認証システムへの登録手続きを完全サポート
  • VDA-ISAシート作成支援 – 約300項目の評価シートを専門的に支援
  • TISAXが要求する社内ルール策定 – 要求事項に基づいた社内規程の作成
  • 運用証拠(エビデンス)準備 – 審査で必要となる証拠資料の整備
  • リスクアセスメント実施 – セキュリティリスクの評価と対策立案
  • セキュリティポリシーの策定 – 専門的な情報セキュリティポリシー作成
  • 従業員教育のガイダンス – セキュリティ意識向上のための教育支援
  • 内部監査・外部監査ガイダンス – 審査対応のための準備支援
  • TISAX AL2・AL3対応 – レベルに応じた適切な対策を提案
  • Microsoft 365・Office 365のTISAX対応 – クラウドサービスの要求事項適合支援

💎 他社では提供されない貴重な項目別支援

FF Securityでは、VDA-ISA 6.0の具体的な項目について、実務経験に基づいた詳細な支援を提供します:

TISAX 1.3.1 情報セキュリティポリシーの適用範囲と承認

ポリシーの適用範囲の明確化と、経営層による正式な承認プロセスの構築を支援します。

TISAX 1.3.4 ポリシーの定期見直しと更新要求事項

定期的なポリシー見直しサイクルの確立と、変更管理プロセスの構築を支援します。

TISAX 1.2.3 情報セキュリティの役割と責任の明確化

組織内での情報セキュリティに関する役割分担と責任の明確な定義を支援します。

TISAX 5.2.4 特権的アクセス権の管理と監視

管理者権限の適切な付与・管理・監視体制の構築を専門的に支援します。

TISAX 5.3.4 ネットワークアクセス制御の実装

ネットワークレベルでのアクセス制御技術の導入と運用を支援します。

TISAX 7.1.1 物理的セキュリティ境界の定義

物理的な保護区域の設定と、入退室管理体制の構築を支援します。

TISAX 1.6.1 セキュリティインシデント管理

インシデント発生時の対応手順と報告体制の確立を支援します。

TISAX 5.1 アクセス制御ポリシー

情報資産へのアクセス制御に関する包括的なポリシー策定を支援します。